おすすめのYouTubeチャンネル 「日本語ラップの入り口」

今回はYouTube番組について書いていく。

HIPHOPを取り扱うYouTuber（YouTubeチャンネル）は面白い人（チャンネル）がいくつもあり（以下敬称略）、俺が好きなのは「貧乏サル」、「DJ SHIGE」、「Rap EJ」、そして「日本語ラップの入り口」。

「カンタのなんだかんだ」や「AKAMARU」もたまに視聴するがMCバトルには最近疎いのでたまに見る程度だ。でも「Yo!晋平太だぜ Raps」が一番興味ないのは何故なのか、ラッパーのチャンネルなのに一番見る気が起きない。晋平太いい人そうなのに。東村山に夕日が沈む〜

「199（育休）」も目の付け所が面白くて、また199さん本人の素性があまりわからないのもいいしアイコンもいい

「KAMAZOMBI #2」もカウントダウンTV的な個人的なチャートを紹介してていいし個人的なチャートと言いつつも結構万人が納得できる順位になっている。

以下俺が毎回見てるユーチューバー

・HIP HOPの裏事情【貧乏サル】

貧乏サルは確か動画のクリエイター業をしていたのかしているのかわからないが最近動画のクオリティが前から高かったけどさらに上がった気がするし、日本語ラップのシーンに置いて取り上げるべき問題を取り上げてチャンネル独自の意見も述べているし、意外にも、ちゃんとHIPHOP的な意味での”educate”を若いリスナーにもしているところが好きで、あと貧乏でギャンブルに陥ってしまうというチャンネル主の人柄も逆に信頼できる。ニート東京にも出演しているし。

・Rap EJ

Rap EJは日本語ラップについての動画は滅多に取り上げないけど、US・UKのアーティストのビーフやギャング抗争をはじめとする諸問題、外タレのゴシップ、音楽性についての解説、ファッション、ビジネス・トレンドなど海外のHIPHOPについて質の高すぎる解説を提供してくれるマジでいいチャンネル。

声も良いし、淡々と解説って言えば語弊があるけど、ある意味ドープな教養チャンネルとしての意味合いももつ。見応えがヨンパないし、ポッドキャストも聞き応えがある（ポッドキャストは最近は更新してないかも）。英語が理解できるってのがカッケーな、って月並みなことをいつも思う。HIPHOPというカルチャーに造形が深いところもリスペクト。ニート東京にも出演していたような。

でも俺が群を抜いて好きなのが、「日本語ラップの入り口」。

最高。一番伸びてるのが「HIPHOP考察シリーズ」のガンジャについての注意喚起についての動画っぽいが、普通にレギュラーの「ラッパー紹介シリーズ」が良くてラジオ感覚でも動画としても楽しめるので全部聞いてしまった。声も聞きやすいし動画の長さも丁度良い。
最近、睡眠・作業用でちょっと長めの語りをしてくれるが、べつに主の好きなようにアーティスト紹介とかスラング紹介（スラングについては再生伸びなかったらしいけど面白かった）とか自由気ままにやってほしいっていうのが俺の個人的な意見で、「なんでそんなに」肯定的やねんって思ったKダボシャインみたいな人がいると思うので説明すると、多分この人と年齢が近しく、通ってきた日本語ラップも同じ。

同世代だからこの人の言うことに共感が持てて見るのが楽しいとか言ったら詮ない話だが、俺より全然含蓄もあるし、知らないことを知れる喜びもあるし、全然若手のラッパーも紹介してくれる。ラッパー紹介シリーズの22回でDeep Leafを紹介してたけど、知らなかったクルーだったから聞いてみたらめっちゃよかった。

自分の意見や好みもはっきり明言してて、こないだのFSLトライアウトについては珍しく怒りをあらわにしててちょっとおもろかった（クソコンテンツなのは間違いないので笑ってばかりもいられないが）。

具体的かつ簡潔に、時にはロジックも添えて個人的意見を交えつつ日本語ラップを紹介してくれるのにスラング紹介の動画でナーミーとかユノンセインを連呼してくるのもめっちゃ面白い。

JA飛龍についての動画も聴きいっちゃって、JA飛龍・凶気の桜については当ブログで取り上げたこともあるが、やっぱ世代が近いと親和性も高くなって楽しめるんだよなぁ(JA飛龍で一番好きな曲はジャッカルです)。でもチャンネル主は俺みたいな今となってはMCバトルには食指が動かない老害とは違いバトルもちゃんとみてる。MOL53の音源がカッコ良さそうだからチェックしたい。

今後紹介予定のラッパーも数多くいるっぽいし非常に楽しみ。個人的に楽しみなのはRHYMESTERとノリアキ（know real key）！